(Vol.9)
私の家族の旅行中は、基本的に朝が早い。
朝は5:30〜6:00頃に起床し、
起きてる人を誘ってホテルの大浴場に行きます。
朝の温泉は、また違って大好きです。
露天風呂で吸う空気が美味しく感じます。
今日は母と朝風呂に行き、
朝食を食べて、8時頃から、
ホテルにあるラウンジで
コーヒーを飲みながら読書してました。
その時のメンバーは、
父、姉、姉の夫、私、私の夫です。
そこで父と姉が
『女性が働きやすい環境』について話していました。
1986年に男女雇用機会均等法が施行され、
女性が活躍できる場所は、かなり増えたと認識しています。
父と姉が話していた内容は、
それでも海外に比べるとまだまだ日本は
遅れているといった内容でした。
逆に言えば、働く女性は前に出やすく、
評価もされやすいのでは?とも話していました。
私も妊娠を経験し、
女性には出産を理由に
仕事を必ず休まなくてはいけない期間があり、
キャリアを詰めないのは不平等だなと感じました。
私の採用されている地区では、
初任者研修が3年間あります。
このことも考えると出産は、
3年間働いてからの方がいいのかな?など、
やはり、女性は出産と仕事を切り離して、
考えることはできないのです。
しかし、私の考えとしては
プラスの面もたくさんあると思っています。
出産は女性にしか経験することができない分、
その経験を活かして働くべきだと思います。
例えば、保健体育の先生として働く時に、
月経・妊娠・出産など男性の先生では
語れないことも実体験を持って伝えることができます。
中学3年生では、
食事・運動・睡眠(休養)について、
学ぶ機会があります。
”運動”と聞くと、走るや投げるなどの
スポーツをすることに近い感覚でしたが、
教科書には歩くことや荷物を持つこと、
階段の上り下りも運動だと書かれています。
私は妊娠するまで歩くことや階段の上り下りが
運動であるという認識が薄く、
子どもたちも同じような感覚を持っていましたが、
妊娠を通して、それらが立派な運動であることを
伝えることができます。
社会の仕組みを改善することだけでなく、
妊娠・出産をポジティブに捉え、
まずはマインドを変えていくことも大切だと思います。
女性が輝ける場所を探すのではなく、
今ある場所を輝く場所にしているように
努力していきたいです。
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